タイ旅行の離乳食対策|後期離乳食児と7泊8日【体験談】
タイ旅行シリーズ・2024年秋
後期離乳食の0歳児と挑んだタイ7泊8日、「ご飯」問題の答え合わせ
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2024年秋、当時5歳だった子どもと、間もなく1歳になるところだった0歳の子どもを連れて、旦那と私の4人でタイへ7泊8日の旅行に行きました(全行程の記事はこちら)。旅行前、正直いちばん気が重かったのが「ご飯」の問題です。後期離乳食で1日3回食+ミルクという、栄養のほとんどを食事から摂る時期。日本と衛生環境の違うタイで、この子の食事をどう乗り切るか。今回は、実際に持っていったもの・現地での判断基準・結果的にどうだったかを、正直に書いていきます。
旅行に行った時点で、0歳の子は間もなく1歳になるところで、後期離乳食の段階でした。1日3回食+ミルクという、栄養のほとんどを食事から摂る時期です。7泊8日の旅程で、離乳食の時間を毎日3回、必ずどこかで確保しなければいけない状況でした(旅の全体の行程はこちらの記事、寝台列車での夜の様子はこちらの記事で書いています)。5歳の子は普段から野菜も含めていろいろなものを食べさせていたので、好き嫌いはあってもそこまで不安はありませんでした。心配の比重は、圧倒的に0歳の子のほうにありました。
一番の不安は、衛生面でした。当時0歳の子は、保育園でいろいろな菌をもらってきて、日常的にも下痢をすることがちょくちょくあった月齢です。異国の地で、ホテルの床をハイハイしたりする中で、お腹を下してしまったらどうしよう、という心配がありました。
結果的に言うと、ここは全く問題なく、最後まで元気に過ごせました。旅行中、体調を崩したのはむしろお腹が弱いタイプの旦那のほうで、調子が悪そうにしている日がありました。子どもたちは二人とも大丈夫でした。
7泊8日、1日3回食すべてを離乳食で賄っても足りるように、レトルトの離乳食を持参しました。メーカーは主に和光堂で、パウチタイプと、カップが2つ箱に入っているタイプを半分ずつくらいの割合で持っていきました。ほかにベビーせんべいやスムージーも少し持っていきました。
| 持っていったもの | 目安の量 | 使うシーン |
|---|---|---|
| 和光堂のパウチタイプ | 全体の半分ほど | お皿・スプーンがある場所 |
| 和光堂のカップタイプ(2個セット) | 全体の半分ほど | お皿・スプーンがない場所 |
| ベビーせんべい・スムージー | 少量 | おやつ・移動中のつなぎ |
食事×8日分=24食分ほどを目安に持っていった記憶があります。カップタイプは1つ1つがかさばるので、全部カップタイプにするのではなく、パウチと半々にしたのがポイントです。
実は事前に調べて、タイでも現地で離乳食が買えるという情報は得ていました。ただ、現地で離乳食やおむつを探し回る時間のロスや手間を考えると、確実な数を日本から持っていったほうが安心だと判断しました。行きのスーツケースは、ミルクとベビーフードとおむつだけで相当な荷物になり、正直それだけでスーツケースの1つが埋まるくらいでした。ただ、旅が進むにつれて少しずつ消費して荷物が減っていくものなので、「その分空いたスペースにお土産を入れればいいか」という気持ちで持っていきました。結果的に、この判断は正解だったと思っています。
私が実際に持っていったのと全く同じ商品かは確認できていませんが、和光堂のパウチ・カップタイプの月齢別セットなら、こういうものがあります。
この2種類は、なんとなく半分ずつ持っていったわけではなく、使う場面をはっきり分けていました。
| シチュエーション | 使ったタイプ | 理由 |
|---|---|---|
| レストランでの食事時 | パウチタイプ | お店のお皿・スプーンが使える |
| 移動中・ファストフード店など | カップタイプ(スプーン付き) | お皿・スプーンがない場所でもそのまま食べさせられる |
レストランのようにお皿とスプーンがある場所ではパウチタイプを使い、移動中やファストフード店のようにお皿がない場面では、スプーンが付属しているカップタイプを利用する、という形で消費していきました。
もう一つ、念のため自宅から小さいプラスチックのタッパーと、使い捨てではない普通のスプーンを1つずつ持っていきました。もしカップタイプを使い切ってしまっても、パウチタイプだけであげるのに困らないようにするための保険です。使ったらホテルで洗って、また使い回すという形にしていました。どちらにしても哺乳瓶を持参している都合上、スポンジや食器用洗剤も必要だったので、そのついでに用意した感じです。これが結構便利で、常にカバンに入れておき、スナック菓子を子どもが食べきれなかった時の保存容器としても使っていました。1つあると安心です。
かさばらないよう、ポリ袋に入れて持ち運び用の荷物に入れていました
離乳食の温めは、現地でも一切していません。もともと日本で食べさせる時も、レトルトのものは常温のままあげることが多く、その延長です。現地で「温める」ことまで考えると、電子レンジやお湯が使えない状況も多く、逆に難しくなると感じています。常温のままあげる前提にしておくと、どんな場所でも食べさせられるので気持ちが楽でした。
地味に助かったのが、小さいポリ袋を何枚も持ち歩くことです。旅行・お出かけの際はおむつバッグに多めに入れておき、離乳食のパウチもあらかじめこの袋に入れて持っていくようにしていました。食べ終わったあとのゴミを、その場ですぐ捨てられないシチュエーションがたくさんあったので、そのままゴミ袋として使えると安心です。旅行先ではお菓子のゴミなどもちょこちょこ出るので、カバンに確実に入っていると心強いです。消臭袋もありますが値段が高いので、我が家は普通のポリ袋を使い、匂いが気になる時は二重にして捨てています。おむつにもその他のゴミにも使えて、かさばらないので、パパのカバン・ママのカバン両方に入れておくのがおすすめです。
離乳食そのもの以外に、あって助かったグッズもまとめておきます。
我が家では、口や手を拭く専用のウェットシートは別に持たず、お尻拭きと兼用にしています。理由はシンプルで、出先の荷物をこれ以上増やしたくないからです。ただし兼用にするなら、最後の1枚までしっかり潤いのあるシートであることが条件になります。食べこぼしで汚れた口周りや、少し時間が経ってしまったうんちは、乾いたシートだと拭き取れず、赤ちゃんのデリケートな肌を傷つけてしまうことがあるからです。
私が実際に使っておすすめしたいのは、パンパースの厚手タイプです。最後の1枚まで比較的しっかり潤いがあり、かつ新品の状態でもワンパックがかさばりすぎないので、持ち歩きにとても便利です。比較として、コストコのお尻拭きはパチッと閉まる蓋つきでシートの質感も良いのですが、新品のワンパックが非常に大きく、未開封の状態だと持ち運びには向きません(家である程度使って減らしてからなら持ち出せます)。我が家は日中は保育園に行っていてお尻拭き自体の消費が少なく、家でのうんちはお尻拭きで拭かずお風呂で洗ってしまうことも多いため、減りがゆっくりでも最後まで潤いがあり、1パックがごつすぎないパンパースがちょうど良いと感じています。お尻拭きと手口拭きを何種類も使い分けるのが面倒な人には、特におすすめです。
もう一つ、使い捨ての食事エプロンも持っていって助かったグッズです。洗って持ち帰る必要がなく、汚れたらそのまま捨てられるので、旅行中の荷物を増やさずに済みます。
スプーンは、実は使い捨てタイプを新しく買い足したわけではなく、家にあった使い捨てスプーンを少しだけ持っていったのと、和光堂の普通タイプの離乳食についてくるスプーンを取っておいて活用していました。レストランなどですでにスプーンが用意されている場面ではあえて使わず、洗って再利用する余裕がないシーンのために取っておく、という感じで使い分けていました。
日本から持っていった離乳食だけで1週間ずっと過ごすのは、正直きついという気持ちもありました。そのため、果物やパン、薄味のチャーハンのようなものなど、食べさせられそうなものがある時は、現地のものを積極的にあげていました。ホテルの朝食に置いてあったお粥(おかゆ)をあげたこともありますし、コンビニで買ったこともありますし、レストランやホテルの朝食で食べられそうなものを取り分けてあげたこともあります。
現地で出会った中では、チャーハンのようなご飯や、スープも意外と使いやすいメニューでした。5歳の子はもちろん問題なく食べられますし、まず自分たちで味見をして、極端に濃くなければ0歳の子にも少しだけ取り分けてあげることがありました。味が濃いと感じた時は、スープをお湯で少し薄めてからあげるなど、その場でちょっとした工夫をしていました。
現地で出会ったチャーハンのようなご飯とスープ。5歳の子も食べやすいメニューでした
中でも一番助けられたのはバナナです。皮をむいてそのままあげられるので、加熱の必要もなく、フォークがなくても子どもが自分で食べられます。衛生面でもかなり安心できる、便利な食べ物だと改めて思いました。ちなみに私自身はアレルギーでバナナが食べられないのですが、旦那は現地のバナナを「うまい」と言って食べていました。日本で売っているバナナより皮が薄くて、美味しそうでした。
クレープ屋さんで見かけた大きなバナナの房
クルーズディナーのビュッフェでも、果物を中心に子どもたちに食べさせやすいものがいろいろありました。ビュッフェは目の前で見て選べるので、その都度、子どもが食べられそうなものだけをこちらでチョイスしてあげられるのが助かりました。おかげで、お腹の調子を崩すこともなく、我が家は最後まで無事に過ごせました。
クルーズディナーのビュッフェ台。カットフルーツも並び、子どもが食べられそうなものを選んであげていました
現地のものをあげる時、我が家が意識していた判断基準はシンプルです。屋台のものは、加熱してあるものだけを選ぶこと。カットされた状態の果物は屋台では避け、レストランやホテルで出されているものだけ信用して、自分たちも子どもも食べていました。この基準を守っている限り、旅行中に食あたりを起こすことはありませんでした。ただしこれはあくまで我が家の経験であり、月齢や体質によって安全な基準は変わります。心配な場合は、無理に現地のものを試さず、持参した離乳食を優先してください。
私自身は普段から超清潔にしているタイプではないのですが、それでもやはり海外に行くと食べ物の衛生面は気になります。でも今回の旅行を経て思うのは、日本でも無菌に気を遣いすぎず、なるべくいろんな菌に触れておくことも大事なんだろうな、ということです。子どもたちは意外と平気で、逆にお腹が弱かったのは大人の旦那のほうでした。
5歳の子は、普段から好き嫌いはあるものの、野菜も含めて一応いろいろなものを食べさせていたので、0歳の子に比べると特に心配な様子はありませんでした。タイ料理には、チャーハンっぽいものなど子どもでも食べられるメニューがそれなりにあり、最初のうちは問題なく食べていました。ただ、想定していた通り、途中でタイのご飯に飽きてしまい、旅の途中でケンタッキーやマクドナルドに立ち寄る日もありました。これは大人と5歳の子だけが食べ、0歳の子にはあげていません。私としてはもっとタイ料理をたくさん食べたい気持ちがありましたが、子連れだとどうしても限界がある、というのが正直なところです。
離乳食は毎日3食食べても足りる数を持っていきましたが、現地のものを積極的に取り入れていたこともあり、帰ってくる時にはいくつか余っている状態でした。荷物としては最初かなりの量になりましたが、「食べながら減っていく」前提で計算しておけば、結果的にちょうど良いくらいの持参量だったと思います。一番大事だったのは、完璧に用意することよりも、「これなら現地でも食べさせられる」という判断基準を自分の中に持っておくことだったと感じています。