実体験レビュー

「もう終わった」と思ってない?
来年から始まる「こどもNISA」、昔のジュニアNISAとはここが違う

2年間だけ利用した旧ジュニアNISAが、今どうなっているかも公開します

※本記事の「こどもNISA」に関する内容は、2025年12月の税制改正大綱に基づく予定の情報です(執筆時点:2026年7月)。制度の詳細は今後の審議により変更される可能性があるため、正式な内容は今後の公式発表をご確認ください。また、投資に関する最終判断はご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。

私がお金の勉強を始めたのは2021年頃からでした。そこから重い腰を上げてジュニアNISAに入金を始めたのが2022年。ところがその翌年、2023年末で制度自体が終了してしまい、結局2022年・2023年の2年間だけの利用になりました。

そのジュニアNISA、実は2027年から「こどもNISA(仮称)」という形で新しく生まれ変わる予定です。「また同じ制度でしょ?」と思うかもしれませんが、中身はかなり別物になっています。

旧ジュニアNISAと「こどもNISA」の違い

項目 旧ジュニアNISA
(〜2023年)
こどもNISA
(2027年〜予定)
年間投資枠 80万円 60万円
非課税保有限度額 400万円 600万円
非課税期間 5年 無期限
払い出し 原則18歳まで不可 12歳以降、条件付きで可

※旧ジュニアNISAは、5年の非課税期間が終わっても「継続管理勘定」という仕組みに移すことで、18歳まで非課税のまま保有を続けられました。こどもNISAは、この移行手続きをしなくても最初から無期限で非課税になる、というのが実質的な違いです。こどもNISAは新NISAの「つみたて投資枠」の未成年版という位置づけで、18歳になると自動的に本人名義の通常NISAに移行する予定です。なお、旧ジュニアNISAは制度終了にともない、2024年以降は年齢に関わらずいつでも払い出しが可能になっています(全額払い出しが条件で、一部だけの引き出しはできません)。

2年間だけ入金した旧ジュニアNISA、今こうなっています

2022年に72万円、2023年に80万円。合計たった2年間、152万円を入金しただけで放置していました。それが今、こうなっています。

積立総額(2年間)
152万円
現在の評価額
約338万円
含み益
+約186万円
ジュニアNISA 年別利用状況 2022年72万円 2023年80万円

実際の入金履歴。2022年72万円、2023年80万円、合計152万円を積立
ジュニアNISA トータルリターン 実績画面

実際の証券口座の画面。2年間の入金額152万円が、約2.2倍になっています
152万円 → 338万円、約2.2倍

育児中は本当に、何をするにも時間が足りません。そんな中でも、一度入金してしまえば、あとはほったらかしでここまで増えてくれている。この安心感は、実際に経験してみて初めて分かりました。3年半前に入金した152万円が、今では338万円。この金額のまとまりを見ると、将来子どもの進学にかかるお金への不安が、かなり和らぐのを感じます。

まずは「自分のNISA」が埋まっているか

ここで一つ、正直な意見を挟みます。旧ジュニアNISAの頃と違って、今は大人自身のNISA枠が年間360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで大きく拡大しています。なので、こどもNISAを検討する前に、まずは自分自身のNISA枠を埋めることを優先していいと個人的には思っています。

ただし、次のようなケースでは、こどもNISAの利用を検討する価値は十分あります。

すでに自分(夫婦)のNISA枠が埋まっている、または埋まる見込みがある人
教育資金だけを、生活費や自分の老後資金とは別の口座で管理したい人
お子さんの進学まで、まだ10年前後の時間がある人
注意点
投資である以上、必ず右肩上がりに増え続けるわけではなく、下落する時期もあります。数年以内に進学費用として資金が必要な人は、無理に入金すべきではありません。長期でじっくり運用できる期間がある人ほど、この制度のメリットを活かしやすくなります。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
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まとめ

1.2027年開始予定の「こどもNISA」は、旧ジュニアNISAより非課税枠が拡大し、払い出し制限も大幅に緩和される見込み
2.2年間だけ利用した旧ジュニアNISAでも、152万円が約338万円と2倍以上になった実績あり
3.大人のNISA枠が年360万円に拡大した今、まずは自分の枠を埋めることを優先してもいい
4.教育資金を分けて管理したい人・進学まで時間がある人には、検討する価値がある制度
5.口座をまだ持っていないなら、ポイントサイト経由での開設がお得

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